2012-05-21

Gun shooting

と、いうわけで。

日本が金環日蝕に沸いていた時アタシ達は射撃場にいました@Cherry Creek
先日の一人旅でもいったこの州立公園。中に射撃場(firing range) もあります。
近づくにつれて撃ってる音が聞こえるー!バイオハザードだー!!とワクワク。

<入り口>
向かって左側で受付やら銃を借りたり銃弾買ったりなんだりできる。まっすぐ奥まで行くとベレッタ用の練習場になる。

<身障者も可>
受付をしに入ると映画で見るような拳銃がわんさか売ってる。もうこの時点で若干弱気。

<銃身長いねー>
今回はChadさん持参のショットガンがあったので、練習場の使用料金(一人$15)、補充用の弾を二箱、ターゲットを購入しました。使用料は一日料金なので、公園を出ての再入場も可だそうな。
振り向いた壁に貼ってあったポスターにびっくりして「ギャッ」と情けない声を出すワタシ。

<なんかおっそろしいターゲットポスター>
<ショットガンの弾:リアルバイオハザード!!>
アタシはこれが正真正銘生まれて始めてのガンシューティングなのでビビリながらもワクワク。
所詮平和な国の銃を持たない国民、日本人。大好きなゲーム:バイオハザードのジルになれるかしら♪ゾンビが来たら頭撃っちゃう?らんらんらん♪なんて気軽に臨んでました。

このあと本気で大後悔・・・・・。

<Chadのショットガン。もち本物。>
基本的な射撃場のルール(人に向けちゃダメとか銃を置くときは空にするとか)を聞いて、銃の安全装置のはずし方、着弾、構え方、狙い方などなどの基本的なことを教えてもらう。

 ターゲットの紙を貼り付ける。こんな小さな点を・・・・・

<紙の後ろはダンボールとプラスチックの板がついてる。>
 この距離で撃つ!
<すんごい距離感!!>
Chadが何発か先に手本をみせてくれて、さぁいよいよmisakiさんの番でござる!!

<どう見てもへっぽこな構え>
一番初めて撃った写真はないんだけど、最初・・・・タンクトップしか着てなくて構えが甘かったのか撃った直後に銃が後ろにひかれちゃって肩を超打った・・・・・。大激痛!というか大ショック!!

肩口にしっかり銃をあてておかないと発砲したときのショックで痛めるよって言われて「うん」って言ったのにこの衝撃!ちょっとずれて二の腕にあたったらしく、あたった銃の形に跡がクッキリついてた。

なのでその後から車においといてたパーカーを着用。先に言っとけ!!!

もう完全にその痛みが忘れられなくて引き金引くのに超ビビる→体の筋肉が硬直→撃つたびに痛い・・・というビギナーさんによくある負のスパイラルに陥る(涙)
あれねぇ、本当に痛いんだよ!耳栓しててもすんごい音なるし!映画のようには無理です。
というかイラクの子供達がこんなものもってるのかと思うと恐ろしすぎる。本当にズシッと重いのです。

と、ギャーギャー騒ぎながらも最初のターゲット終了。撃ち終わってみればあら意外とイイ線いけてる?ショットガンって散弾銃っていうの?散るんだよね。なのでターゲットは蜂の巣状態。

<大きい穴は弾についてるプラスチックの飛散>
お次はこちら!バードさんを狙え!!!!!!!!!


バード、というのは鳥ではなく、鳥に見立てた小さな円盤を飛ばして打ち落とすやつです。

<手のひらサイズの円盤:バードくん>
<ご家族で談笑しながら打ち落としていらっしゃる>
<発射準備オーライ>
 バード君を発射台に設置して射撃者が「Pull!(引いて!)」といったらハンドルを引きます。そうするとポーーーンと遠くに飛ぶのでそれを狙って打ち落とす!アタシには激ムズ。

なんでなの。妙にサマになるChad氏。コロラド山男はハンティングの血が流れてるんだって!

<しかも結構ちゃんと命中する人>
アタシは20枚くらいのうち二枚しかあたらなかった。そして相変わらず逃げ腰(笑)



 バード君は1箱でもらうので多分100枚くらい入ってるんだけど、弾切れになったのでこの日は終了・・・・・。だいぶショックにも慣れてきたけど、ジルになるにはもうしばらく修行が必要なのねん。
<使用後の弾>
<あ、135枚入りだそうです。ひえー>
ここ、コロラド州は拳銃を買うのに(自動拳銃を除く)登録証などは発行しないそうです。カウボーイ文化がまだ残っているそうで「他人に自分の武器を知らせるというのは自己防衛が出来ない」からだそうな。あと買い物の内容(拳銃)を記録する→個人情報の侵害という、間接的には法律違反になるんだって。マジかいな!

彼らのスタンスは銃を持つ人・発砲する人に全責任があって、それを武器に何か犯罪を起こした場合にその銃が別の人の所有物だったとしても犯罪を起こした人に刑罰が下されるそうです。
別の州では例え拳銃を盗難されて赤の他人が犯罪を起こしても、本来の所有者にも刑罰が下ります。まぁそれくらい心して管理・扱えってことなんだろうけど。

じゃあ別の州の人が銃を買いに来たりするの?って聞いたら「コロラド市民」のみだそうで。
別の州の人が買い付けに来たら、その人たちは免許証の提示に何を買ったか登録されるそうです。もちろん彼らが自分の州に帰ったら登録しなきゃいけないしね。


ちなみに同じくカウボーイの国:テキサス州も銃の登録はしないけど、購入(お金を払う)してから二週間後に銃が手元に届くんだって。
その期間を冷却期間と呼んで、もし衝動的に「アイツを殺す!」と思って銃を買っても二週間で頭を冷やせる→犯罪防止の為だそうです。おもしろいよね。

日本と違って所有・護身のための拳銃法律があるアメリカです。日本と考え方もイメージも違うわけですが、その分気を使ってることも多いようです。勉強になった!

<爽やかChad氏>

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